調神社近辺にあるとても雰囲気の良い
日本茶喫茶・ギャラリーのお店があります。
以前からとても気になっていたのですが、行ってみました。
まず、お店に入るには2通りあります。
調神社に行く途中の道路に面しておいてある看板が目印。
こちらは路地裏からの入口、どちらも看板が目印です。
とても外観からオシャレではありませんか?
色々と個性的でかわいくも不思議な置物が出迎えてくれます。
私的にすごくお気に入りです。お庭の精霊みたいでつい何枚も写真を撮ってしまいました。
ちょっと異世界に迷い込んだみたいでお店に入るまでにすでに目から楽しいです!!!
なぜかわからないのですが、めちゃくちゃ京都にいるような気分になりました。
時間の流れがゆったりしているような感覚になります。
歴史を感じます。
それもそのはず、明治24年からの納屋をリフォームしているようで
とてもモダンでオシャレ。
靴を脱いで、階段を上がると下駄箱があります。
お店に入る前にカワイイ子がアルコール消毒液と一緒にお出迎え
随所にかわいいがちりばめられています。
コロナ対策も万全です。
店内に入ると木を基調としていてとっても落ち着きます。
1階は日本茶喫茶になっています。母体が青山茶舗というお茶屋さんで
本格的な美味しいお茶を頂けます。
ドキドキしながらメニューを…手書きがまたいいですね。
なんでしょうか…メニューにもイラストが描いてあり見ているだけでほっこり…
さすが日本茶の専門店という事で色々なお茶の種類がありました。
また選ぶのに悩みまくるという幸せなひと時…しっかりと美味しいお茶の入れ方も書いてありますよ。
注文して待っている間に店内を迷惑にならないように物色していたら
パンダの置物が置かれていたり
色々なカワイイ小物が置いてあります。
悩みに悩んだ末に、煎茶セットの初めて聞いたぐり茶にしました。
セットはお好みのお茶が選べるようです。
和菓子は芸術的でキラキラしたものが乗っていて
食べるのがもったいないくらいでした…
ぐり茶はお茶の甘みを感じお茶ってこんなに甘いのかと驚きました。
色は薄いのですが、味はしっかりとお茶の旨味を感じますよ。
和菓子ともとても合います。あんこも程よい甘さで上品でした。美味しい!
こちらは煎茶です。
こちらは色が濃く出ていました。ぐり茶に比べると少し渋みは強く感じましたが程よくやはりお茶本来の甘みを感じました。
お茶でも飲み比べてみると全然味も色の出方も味も違い発見でした。
こちらはケーキで毎回違うのようです。注文の際確認してみるのがオススメ。
いつもケーキにはコーヒーでしたが、日本のお茶も後味がすっきりして程よい渋みで口の中が爽やかになるのでいくらでも食べれそうです。和洋折衷。
ケーキはピスタチオベースで中にはほのかな酸味が残っているベリージャムが入っており、周りのピスタチオの粒粒の食感がある濃厚なクリームを中に入ったベリーでしつこくなく仕上がっていました。
小ぶりでしたが、しっかり食べた満足感がありました。
お茶は全部で3回ほど楽しめるとのことで私もお湯を急須に入れるために
お湯を入れる所へ自分でお湯を淹れに行きます。
なんとこの窯の中に熱々のお湯が入っていてお茶を立てるかのような雰囲気を味わえました。急須にお湯を入れるだけだけれどなんだかドキドキしました。。。
なんとお茶は調べたところ、奈良時代から鎌倉時代にかけて、中国の唐や宋に渡った僧侶たちが持ち帰ったお茶の製造方法が現代まで続いているようですね。
歴史あるお店で歴史ある日本茶を飲む。これがわびさびでしょうか…
お茶も形状やお湯の温度で味が変わる繊細な飲み物だと改めて知り体感しました。
お茶も売っていました。美味しかったお茶をお土産にするのもいいですね
目で楽しめて、味で楽しめて、空間で楽しめる素晴らしい喫茶です。
2階はギャラリーとなっているようです。
おトイレもすごくカワイイ装飾でした。
1階も色々な作品が置いてありますので、時間があってお店に人が少なければ色々見てみるのもオススメです。
調神社に行った際にはぜひ時間を忘れる上品な時間を楽風さんで
また過ごしたいと思います。